落葉の多年草

【ナツヅタ】

甲子園球場のナツヅタ

ナツヅタはブドウ科のつる性植物で、原産は日本や中国です。 甲子園球場を覆っているのもこのナツヅタなので、見たことある人も多いでしょう。 花期は4~7月、結実期は10~11月です。 耐暑・耐寒性が非常に強いので直射日光下で育てます。

【フジ】

フジはマメ科の落葉で、つる性木本の植物です。 日本だけでなく北アメリカや東アジアにも分布していますが、日本の固有種としてノダフジ とヤマフジがあります。 花期は4~5月で淡紫色や白色の花を房状に垂下げて咲かします。 藤棚を作り、昔から日本人に好まれてきた植物のひとつでしょう。

【トケイソウ】

トケイソウはパッションフラワーとも呼ばれる、トケイソウ科のつる性低木です。 原産はブラジルで世界中で栽培されおり、トケイソウの実はパッションフルーツです。 花期は6~8月、結実期は9~10月となっています。 良い日当りを好みますが耐陰性も強く、少ない日当りでも育ちます。 種類が多くあり耐寒性も異なりますので注意しましょう。

【クレマチス】

クレマチスは金鳳花科で、常緑と落葉のものがあるつる性の多年草です。 原産は日本を始め欧州、中国、アメリカなど世界中で確認されており、原類で300種以上 も種類があって蔓植物の女王とも言われています。 花期は4下旬~6月下旬で日当りを好み寒さにも強いのですが、真夏の直射日光は苦手です。

【アケビ】

アケビはアケビ科の落葉・半落葉で、つる性木本の植物です。 原産は日本、中国などで、蔓はカゴなどのの細工物にも利用されます。 花期は4~5月、結実期は9~10月で、春に淡紫色の花を咲かせます。

【ノウゼンカズラ】

ノウゼンカズラはノウゼンカズラ科、つる性木本の植物です。 原産は中国、北アメリカで日本各地に分布しており、真夏にオレンジ色の花を咲かせます。 暑さに強く日当りが悪いと開花しないので、一日中日光の当たる場所育て、冬は落葉する ので不要な枝を剪定しましょう。