●●●落葉の多年草●●●
【ナツヅタ】
ナツヅタはブドウ科のつる性植物で、原産は日本や中国です。
甲子園球場を覆っているのもこのナツヅタなので、見たことある人も多いでしょう。
花期は4〜7月、結実期は10〜11月です。
耐暑・耐寒性が非常に強いので直射日光下で育てます。
【フジ】
フジはマメ科の落葉で、つる性木本の植物です。
日本だけでなく北アメリカや東アジアにも分布していますが、日本の固有種としてノダフジ
とヤマフジがあります。
花期は4〜5月で淡紫色や白色の花を房状に垂下げて咲かします。
藤棚を作り、昔から日本人に好まれてきた植物のひとつでしょう。
【トケイソウ】
トケイソウはパッションフラワーとも呼ばれる、トケイソウ科のつる性低木です。
原産はブラジルで世界中で栽培されおり、トケイソウの実はパッションフルーツです。
花期は6〜8月、結実期は9〜10月となっています。
良い日当りを好みますが耐陰性も強く、少ない日当りでも育ちます。
種類が多くあり耐寒性も異なりますので注意しましょう。
【クレマチス】
クレマチスは金鳳花科で、常緑と落葉のものがあるつる性の多年草です。
原産は日本を始め欧州、中国、アメリカなど世界中で確認されており、原類で300種以上
も種類があって蔓植物の女王とも言われています。
花期は4下旬〜6月下旬で日当りを好み寒さにも強いのですが、真夏の直射日光は苦手です。
【アケビ】
アケビはアケビ科の落葉・半落葉で、つる性木本の植物です。
原産は日本、中国などで、蔓はカゴなどのの細工物にも利用されます。
花期は4〜5月、結実期は9〜10月で、春に淡紫色の花を咲かせます。
【ノウゼンカズラ】
ノウゼンカズラはノウゼンカズラ科、つる性木本の植物です。
原産は中国、北アメリカで日本各地に分布しており、真夏にオレンジ色の花を咲かせます。
暑さに強く日当りが悪いと開花しないので、一日中日光の当たる場所育て、冬は落葉する
ので不要な枝を剪定しましょう。