壁面緑化に適するつる植物について詳しく丁寧に解説するサイト『つる植物で壁面緑化』

●●●常緑の多年草●●●

【ヘデラ】

ヘデラはウコギ科の常緑で、アイビーとの愛称もあるつる性低木の植物です。
日向を好みますが真夏の直射日光は苦手で、日影でも一応育てる事は出来ますが、育成状態
は悪くなってしまいます。
種類は500種類以上あり、寒さには強いのが特徴です。

【カロライナ】

カロライナはマチン科の常緑でつる性低木の植物です。
花期は4〜7月で香りの良い黄色い花を咲かせます。
花の香りがジャスミンに似ていますが、毒性があるので注意が必要です。
暑さには強く寒さにも耐えますが、日当りが良く肥えた土壌を好みます。

【ツキヌキニンドウ】

ツキヌキニンドウは漢字で突抜忍冬とも表記される、スイカズラ科の半常緑で、つる性低木
の植物です。
花期は5月〜9月と長く開花後は外側がオレンジ色、内側が黄色の花を咲かせます。
日向を好み暑さにも強く、耐寒性もある植物です。
しかし寒さが厳しい地域だと落葉してしまいます。

【テイカカズラ】

テイカカズラはキョウチクトウ科の常緑でつる性低木の植物です。
本州・九州の温暖な地域に分布しており、花期は5〜6月で香りの良い白い花を沢山付け、
冬季には美しく紅葉します。
日影でも育ちますが、花の付きは悪くなります。

【キヅタ】

キヅタはウコギ科の常緑でつる性木本の植物です。
主に沖縄、九州、四国など温暖な地域に分布しています。
花期は10〜11月で、結実期は翌年の春になります。
花期の秋には黄緑色の小さな花を付け、翌春に黒い実が熟します。
夏蔦と比べて茎が木に近いので木蔦、常緑で冬も落葉しないので冬蔦とも呼ばれます。